塩酸フェニルプロパノールアミン(PPA)の扱いについて

平成12年11月10日
塩酸フェニルプロパノールアミン(PPA)

11月6日、FDA(米国食品医薬品局)は、塩酸フェニルプロパノールアミン(PPA)を含有する製品の販売を自主的に中止するよう要請しました。PPAは血管を収縮し鼻炎症状を改善することからCTC薬の総合感冒剤・鎮咳剤・鼻炎薬に広く使用されている成分です。また、医療用薬にも一部含有されています。またアメリカにおいては食欲抑制薬としても使用されています。

今回、ある研究によって食欲抑制薬としてPPAを服用していた女性について、PPAを服用していない場合と比較し脳出血の発症頻度が高くなったという結果が報告されたものです。

PPA含有製剤を鼻炎治療薬として規定量を守り服用する限り危険はないと考えられますが、PPA含有製剤の服用を避けたいと思われる方は薬剤師にご相談ください。