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元気に逝こう!?
ピンピンコロリでいきましょう!
誰でも寝たきりやボケるよりは元気なシニアライフを過ごしたいと思われるでしょう。
しかしそれは自分ではどうしようもないことと諦めてはいませんか?
実はそんなことはないのです。もちろん100%ではありませんが、ピンピンコロリでいくために今できることはたくさんあるのです。
寝たきりやボケになる2大原因を知っていますか?
それは脳卒中と骨折です。
脳卒中は高血圧などの生活習慣病がある場合リスクが高くなります。
骨折はカルシウムの摂取不足や運動不足によりリスクが高くなります。
ボケというとアルツハイマー病を連想するかもしれませんが、脳卒中による脳血管性の痴呆の方が圧倒的に多いのです。少なくとも脳卒中にならなければ痴呆になる確率はぐっと減るでしょう。具体的には高血圧のある方はきちんとコントロールする必要があります。医師に相談して下さい。最近使用されている血圧降下剤は副作用も少なく長期間の服用でも心配はありません。特に朝方に血圧が高い場合は注意が必要です。脳卒中発作は起床後数時間のうちが最も多いからです。その上睡眠中に血液が濃縮されドロドロになり血栓を起しやすくなっているのです。睡眠前にイオン飲料を飲むことは大変重要です。通常の水と異なりイオン飲料の場合は体内に保持されますので夜間に尿意を感じることも少ないはずです。そして起床時にも水分補給をしましょう。
次に骨折対策ですが、日本人の場合カルシウム摂取量が必要量に足りていません。
積極的に食べ物から摂るか、サプリメントを利用するのがよいでしょう。特に女性の場合は注意が必要です。若いからといって油断は禁物です。無理なダイエットにより骨がもろくなってしまうこともあります。運動は無理をする必要はありません。基本は歩くことですが立っている時間を長くするだけでもよいし、室内で足踏み運動をするのも効果的です。
炎天下のスポーツ、熱中症にご注意
熱中症とは熱疲労、熱痙攣、日射病、熱射病を総称するもので、そのなかでスポーツにより起きる頻度が高い熱射病(日射病もほぼ同義)について簡単に説明します。
高気温、高湿度下での運動により体温の放熱機能が追いつかず熱がうっ積し異常な高体温(40℃前後以上)となり、さらに発汗の亢進により脱水状態となった状態で、最悪の場合死にいたります。
発症は7月下旬の午後から夕方が多く、集団運動中で運動レベルの違う初級者がなりやすい。
また高齢者、肥満者体力低下者やアルコールは危険性を増大させます。
十分な水分摂取(後述)と適切な休憩で予防できますが、初期症状として頭痛、めまい感などを感じたら風通しのよい日陰で休憩し、水分を補給し頚部、腋下部を冷却するなどの処置が必要です。休憩で軽快せず嘔気、呼吸困難、意識低下が見られる場合は即入院治療が必要です。
【水分の補給について】
高温環境下で水を摂取しないで運動を続けると深部体温も上昇を続け39℃近くなると不快感を感じるようになりますが、発汗量に等しい水分を補充した場合はほとんど体温上昇を抑えることができます。
飲みたいだけ任意に給水した場合には必要量に満たないとのデータがあり、強運動の場合は1時間に0.5Lから1L程度を休憩時に分けて飲むよう推奨されています。ただし水だけ飲んだ場合にはかえって電解質のバランスが崩れ熱痙攣を誘発する可能性があるので電解質を含んだスポーツドリンクか少量の食塩を加えた水を摂取することが望ましいとのことです。
トレーニングを積んだ競技者では耐熱能力が高く、水分の補給も少なくてすむ場合もあるようですが、一般的には少なくとも喉の渇きを感じる前に補充するべきでしょう。
SARS用マスク?
SARS(重症急性呼吸器症候群)に関するニュースが連日のように流れ、カップ型のマスクを目にすることも多いと思います。 当初、N95マスクが予防に有効との情報もあり私どもの薬局にも問合せがありましたが、現時点では一般ルートで流通している商品はなさそうです。
本当にN95マスクがなければ感染は防げないのでしょうか?
SARSの感染経路は飛沫感染による可能性が濃厚です。 したがいましてインフルエンザと同様な予防策が有効なのです。
1)手洗い
2)イソジンでうがい
3)マスクの着用(できれば不織布のディスポーザブルタイプ)
SARSに関するQ&A(感染症情報センター)
30代女性の美容法 5カ条
第1条
洗顔のとき顔で泡立てるのは摩擦で肌を傷める。手でたっぷり泡立て、人肌の温度の湯で洗う。
第2条
脂の分泌が減り始めるころ。脂性の人でも乾燥しがちな目の下などは乳液などで油分を補給。
第3条
化粧水は手で直接つけるより、いったんコットンにしみこませたほうが肌に浸透しやすい。
第4条 紫外線は夏だけでなく一年中降り注ぐ。曇りの日や冬も、顔や首、手に日焼け止め(ファンデーション、乳液)を忘れずに。
第5条 肌荒れを防ぐためには、睡眠不足でも休日に寝だめをせず、早寝早起きで体内リズムを整える。
小麦色もいいけれど・・・
●おすすめする日焼け止めの使い方
日焼け止めと言うとレジャーの時だけというイメージがありますが日常生活でも使用するのが効果的です。 日常には使用感の良い乳化タイプ、海岸では落ちにくいオイルタイプを選び、2~3時間毎にむらなく(耳・首の後ろ・髪の分け目も忘れずに)塗るのがコツです。 その他、ファンデーション、リップクリーム、サングラスなどを上手に利用しましょう。
散歩・買い物/SPF10、PA+
屋外でのスポーツ/SPF20、PA++
炎天下でのレジャー/SPF40、PA+++
紫外線に過敏な人/SPF50+、PA+++
SPF:UVBの防止効果
PA:UVAの防止効果
紫外線対策してますか?
紫外線について
UVA:長波長紫外線
窓ガラスを通過。サンバーン惹起作用は弱い。
UVB:中波長紫外線
窓ガラスを通過しない。日やけの原因となる。
UVC:短波長紫外線
オゾン層で吸収される。皮膚がんの発生率に影響。
一般に言う日焼けの原因になるのはUVBですが、UVAはガラスも通過し 皮膚もUVBより深いところまで到達し、肌の老化の原因になります。
日焼け止めについて
あなたのお肌と使用目的に合わせて最適なものを選び、充分な量を 使用することが大切です。 紫外線の散乱剤を含むもの、吸収剤を含むもの、両方含むものがあります。
散乱剤:可視光線にも効果あり。量が多いと塗った時、白っぽくみえることがある。
吸収剤:接触性皮膚炎の原因になることがある。
・SPF値:UVBの防御効果を示す。
SPF1で20分間日やけを防ぐ。
日常生活では10、スポーツ・レジャーは10~20、
海水浴では20~
・PFA:UVAの防御効果を示す。
PFA2-4:PA+:UVA防止効果がある。
PFA4-8:PA++:UVA防止効果がかなりある。
PFA8~:PA+++:UVA防止効果非常にある。